保育士の魅力伝える 卒業生と学生が交流〈岡山県立大〉

2025年1225 福祉新聞編集部
学生(左奥)と保育士の意見交換もあった=岡山県提供

全国で保育士の確保難が厳しさを増す中、現役保育士が母校の養成校を訪問して学生に保育の魅力を伝えるイベントが11日、岡山県総社市の岡山県立大で開かれた。同大卒業生を中心に倉敷市内の保育施設で働く保育士15人と、子ども学科の学生34人が交流した。

県内保育施設での人材確保を進めようと、県による「市町村と保育士養成校の連携促進支援事業」の一環。県は養成校との連携を希望する市町村を募り、両者の仲介役として連絡、調整などを担っており、この日のイベントは倉敷市、岡山県立大、県の3者共催で開催した。

子ども学科の学生たちは保育士と手遊びや絵本を題材にしたゲームに臨んだほか、保育士との懇談の時間もあり、仕事のやりがいや、学生時代に取り組んでおけばよかったことなどを尋ねていた。

0 Comments
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る