学童保育を初認証 独自制度の運用開始〈東京都〉
2025年08月18日 福祉新聞編集部
今年度から放課後児童クラブ(学童保育)の質向上に独自認証制度の運用を始めた東京都は7月31日、第1回募集(4月下旬からおよそ1カ月)に申請のあった50学童保育の62支援単位(クラス)を認証したと発表した。目黒、世田谷、板橋区、八王子、調布市、瑞穂町の6区市町の学童保育で運営主体は社会福祉法人や民間企業など。第2回募集は9月ごろの予定だ。
都の独自認証は1クラス当たりの受け入れ人数や職員体制、開所時間などで国基準を上回る基準を求める。認証を受けると、1クラス当たり619万円を補助。都は370クラスの認証を見込んでいる。障害児を受け入れる際の体制構築や午後7時以降の長時間開所などには加算を設けている。