児童福祉文化賞3部門で表彰 「窓ぎわのトットちゃん」など(こども家庭庁)

2024年0408 福祉新聞編集部

こども家庭庁は3月26日、2024年度児童福祉文化賞の受賞作品を発表した。

 

同庁は、こども家庭審議会が推薦した児童福祉文化財の中から、「出版物」「舞台芸術」「映像・メディア等」の3部門で、特に優れた作品を各1点表彰している。

 

出版物部門では、「もりはみている」(福音館書店)の大竹英洋さんが輝いた。北米ノースウッズで自然を撮り続けている写真家が、リスやこぐまなど野生動物のまなざしを捉えた写真絵本だ。

 

映像・メディア等部門では、映画「窓ぎわのトットちゃん」が受賞。原作は俳優・タレントの黒柳徹子さんが幼少期を描いた自伝的小説で、これまで全世界での累計発行部数は2500万部。23年末に映画化されていた。

 

また、舞台芸術部門には人形劇団京芸、特別部門には石坂慎二さんと、日本鯉のぼり協会が受賞した。

 

表彰式は5月13日に行われる予定だ。