バリアフリー化推進で大臣表彰 社会福祉法人で初、ながよ光彩会が受賞
2025年04月02日 福祉新聞編集部
長崎県長与町で地域密着型特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人ながよ光彩会(貞松徹理事長)は、国土交通省の「第18回バリアフリー化推進功労者大臣表彰」を受賞した。JR九州との委託契約で地元長与駅の駅員が無人になる午後に駅業務を担う。高齢者への対応や車いす利用者の乗降介助など福祉の知見を生かして無人駅の課題解決に臨む先進事例だと評価された。国交省によると、同表彰を社会福祉法人が受賞するのは初めて。
同会は2023年9月に「グッドステーション」と銘打ち、駅構内のコミュニティホールの一画に、就労支援事業所として自家焙煎ばいせんのコーヒーを提供するカフェ、障害者が製作した木工品などを販売するショップを開設。スタッフが駅員不在の時間帯の改集札や乗客の案内、乗降介助、駅舎の清掃も担う。また、駅停車中の車両を活用した乗降介助体験などを盛り込んだ、身の回りの小さなバリアに気付く力を育む研修プログラム「ユニバーサルアクションプログラム」の取り組みも心のバリアフリーを推進する観点から評価された。
3月18日に国交省で表彰式があり、中野洋昌大臣が貞松理事長に表彰状を授与した。