肢体不自由児が雪遊び 新潟で親と子の療育キャンプ

2025年0113 福祉新聞編集部

雪は大好き、気持ちいい――。首都圏の肢体不自由児を対象にした「第36回雪と遊ぼう親と子の療育キャンプ」(日本肢体不自由児協会、毎日新聞東京社会事業団など主催、新潟県南魚沼市後援)が4~6日、南魚沼市の八海山麓スキー場で開かれた。

障害のために雪遊びの機会を持ちにくいこどもたちに、雪山の自然を楽しんでもらおうと開かれてきた同キャンプは、コロナ禍と昨年の能登半島地震で中止となり、今年は5年ぶりの開催。感染症対策と安全を考慮し、親子は11組、ボランティアの医師、看護士、学生らスタッフを含め総勢55人が参加した。

上越新幹線の長いトンネルを抜けるといきなりの雪景色にこどもたちは大歓声。スキー場に入ると、そり遊びや雪合戦などに興じ、親たちもスキー教室に参加するなど雪を楽しんだ=写真。

こどもや親たちは療育キャンプに参加しながら、温泉を楽しむなど、雪国の旅行を満喫した。