「こどもまんなか」社会

2024年0409 福祉新聞編集部
月刊福祉2024年5月号

 

「こどもまんなか」社会の実現は、子どもの権利を中核とした社会をつくることにつながる。

 

そのために求められることのひとつとして、

 

「子どもの声を聴く」ことがあげられる。

 

ただし、かたちだけ声を聴くのではなく、真に聴くこと、そして難しい状況におかれた子どもも含めすべての子どもが声をあげられる環境をつくり、

 

その声を活かすことが求められる。

 

そのために、必要な大人の姿勢や視点を確認する。

 

▼基調論文

「こどもまんなか」社会は「子どもの権利」を真ん中においた社会

弁護士、国連「子どもの権利委員会」委員 大谷 美紀子

 

▼論文

子どもの主体的な活動を育む保育・教育とは

白梅学園大学 名誉教授 無藤 隆

 

▼レポートⅠ

学校現場で求められる子どもの声を聴くこと

一宮市教育委員会 スクールソーシャルワーカー 沖田 昌紀

▼レポートⅡ

子どもの声を聴き、どう措置し、支援するか

―児童相談所における「意見聴取等措置」を通して

大阪府東大阪子ども家庭センター 所長 林 美恵子

▼レポートⅢ

声を聴くことが難しい子ども(障害児)の思いを

どうくみ取り支援するか

社会福祉法人訪問の家 横浜市多機能型拠点「郷」 施設長

諌山 徹太郎

▼レポートⅣ(インタビュー)

真に自分の思いを言えるように伴走する

―社会的養護当事者として子どもの声を聴く

一般社団法人Masterpiece 若者サポーター 田邉 紀華

 〔聞き手〕 編集部

 

▼座談会

子どもの声を聴くことで見えたこと

―連載「My Voice, My Life」の9年間を踏まえて

  関西大学人間健康学部 教授〔進行兼〕 山縣 文治

  日本女子大学人間社会学部 教授 林 浩康

  愛知淑徳大学社会貢献学部 教授 谷口 純世

  佛教大学社会福祉学部 准教授 長瀬 正子

 

【グラフ21】

自治体間連携による地域を超えた施設のかたち

静岡県/社会福祉法人梓友会 介護老人福祉施設エクレシア南伊豆

 

【ウオッチング2024】

目立ちたくない、横並びでいたい、Z世代の働きやすさとは

金沢大学融合研究域 教授、『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』

著者 金間 大介さん

 

 

頁数 104ページ

価格 1,170円(税込)

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