28年に東京で初開催のねんりんピック 大会準備運営委が発足
2026年07月23日 福祉新聞編集部
60歳以上のスポーツや文化の祭典「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」が東京都で初めて開催されるのを2年後に控え、大会準備運営委員会の初会合が8日、都庁で開かれた。小池百合子知事を会長とし、都社会福祉協議会や都老人クラブ連合会、都スポーツ協会、東京商工会議所など関係団体で構成。準備運営体制や、東京らしさを生かした大会の全体像を共有した。今後、都が策定する基本計画などへの助言も行う。
ねんりんピックは1988年から開催され、厚生労働省、開催地の都道府県、長寿社会開発センターが主催。東京大会は「咲かせよう未来へ続く江戸の華」をテーマに2028年11月3~6日に開催する。都内38市区町村で36種目を繰り広げ、観客含め延べ70万人の参加を見込む。
多様な企業が集まる東京の強みを生かし、大会期間中に高齢者のQOL(生活の質)向上につながる先端技術を体験できる機会を設けることを検討する。
多世代交流にも力を入れる。こどもがリポーターとして選手にインタビューしたり、世代を超えて楽しめるイベントを実施したりすることも計画する。
大会準備運営委の初会合には関係団体の代表らが出席した。会長の小池知事は「先端技術や芸術文化など東京が持つさまざまな強みを発揮し、オール東京で大会を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
委員の意見交換では、東京都社協の川澄俊文会長は「ボランティア・市民活動センターの機能を生かして、大会の成功に協力していきたい」、東京都老人クラブ連合会の外山克己会長は「大会に積極的に参加し、地域づくりの一員として存在を示していきたい」と述べた。

