栃木DWATが活動マニュアル作成 在宅・車中泊支援なども説明
2026年02月25日 福祉新聞編集部
栃木県の災害派遣福祉チーム(DWAT)独自の活動マニュアルが3月に完成する。他県のDWAT活動マニュアルや内閣府の関連資料を参考に昨秋から作成を進めてきた。およそ50ページ。3月に県ホームページに公開する予定だ。
各種要綱や様式がある中、これらの情報が一つにまとまっていなかったことや、国のDWATガイドラインが改正されて活動の範囲が在宅、車中泊まで広がったことを踏まえ、DWATメンバーら福祉関係者によるワーキンググループが、昨年9月から活動マニュアル作成に向けて議論してきた。
同県や県社会福祉協議会、県内福祉団体で構成する「県災害福祉広域支援協議会」が9日開かれ、マニュアル案を大筋で了承した。
派遣に向けた準備から現場での活動内容、活動終了後の手続きに加え、在宅・車中泊避難者への支援についても分かりやすく説明している。
DWATメンバーのメンタルヘルスについての記述を盛り込んだのも特徴だ。リーダー、サブリーダーが対応に追われ、強いストレスがかかることも十分に想定されるとし、「チーム内で役割に関係なく相互に気に掛け合うことが重要」だとした。
メンタル不調を感じた際は、災害派遣精神医療チーム(DPAT)などに相談し、必要に応じて精神科医や臨床心理士ら専門家へつないでもらうことも検討するよう促した。

