自殺予告の222人防止 ネット書き込みの情報提供で(警察庁)

2024年0330 福祉新聞編集部

インターネット上の自殺予告の書き込みをサイト管理者から情報提供を受け、警察官が書き込んだ人を説諭するなどして自殺を防げた数が2023年は222人に上ったことが分かった。

 

20年は55人、21年は79人、22年は66人だったが、23年は大幅に増えた。サイト管理者からの情報提供で把握できた自殺の予告人数も年々増え、23年は前年比2・4倍の1160人だった。

 

3月25日に開かれた厚生労働省の「自殺総合対策の推進に関する有識者会議」(座長=椿広計・統計数理研究所長)に警察庁が報告した。