依存症回復支援30年 寿アルクが記念セミナー開催（横浜）
2023年12月03日 福祉新聞編集部
アルコール依存症者の通う障害福祉サービス事業所を運営するＮＰＯ法人市民の会 寿アルク（三浦保之理事長、横浜市）が１１月１１日、デイケアセンターの開設３０周年を記念するセミナーを同市内で開いた。
３０年間のデイケアの延べ利用者数は１０月末現在３５８６人。三浦理事長は「この３０年、排除の論理なしにやってきた。今後は新型コロナを乗り切った経験を生かし、回復を目指す仲間の輪をさらに広げていきたい」と話している。
同法人は１９９３年１１月１０日にデイケアセンターを開設。２００６年にＮＰＯ法人格を取得し、毎日社会福祉顕彰を受賞した。
現在、デイケア五つ（障害者総合支援法の就労継続支援Ｂ型事業所、生活訓練事業所）、グループホーム一つ、特定相談支援事業所一つ、法人独自の相談所一つを運営している。
